解決事例17
夫の母の同意書を要求されたがそれを拒み、4650万円を取得した事例
依頼者情報
40代 後半 女性 河内長野市在住
症状名
死亡
事故状況
コンビニから路上に出ようとしたトラックに歩行中の夫が轢かれ、亡くなってしまった。
相談に至る経緯
依頼者は夫の母との折り合いが悪かったが、保険会社からは「夫の母から委任状を取り相続人の窓口として依頼者に一本化してくれないと、賠償金は一切払えない。」と主張された。
夫の母の同意書を取ることは不可能なのに1円も支払ってもらえないのかと、困って当事務所に相談に来られた。
結果
夫の母の同意書がなければ依頼者が賠償金を一切受け取れないというのは、理不尽な話であった。「夫の母の同意書がなければ賠償金を払わなくても良い。」などという法律は存在しない。依頼者は単独で自己の賠償金を請求できる。
当方が受任し、保険会社に対して、「夫の母の同意書を提出する必要はない。直ちに支払え。」と要求した。
逸失利益1700万円、葬儀費用:150万、死亡慰謝料:2800万円を相手に請求した。死亡慰謝料については、一家の支柱だったので2800万円とした。裁判基準どおりだったが、保険会社が応じたので示談解決した。
解決ポイント
弁護士が介入したので、保険会社の理不尽な支払い拒否を撤回させ、早期に解決できた。