解決事例33
入通院慰謝料について、保険会社の提示額59万2200円を72万5200円に増額させた事例
依頼者情報
39歳 男性 吹田市在住
症状名
頚椎捻挫 頚背部痛 胸椎捻挫
事故状況
直線道路で速度を落とした際、後方から加害車両に追突され負傷した。
相談に至る経緯
保険会社が示談案を提示してきたが、金額が適正額なのかどうか判断できなかったため、当方に相談に来られた。依頼者の話からすると、通院慰謝料の金額が裁判で認められる金額よりも低いと判明したので、当方に依頼された。
結果
依頼者が当方に相談される前の保険会社の提示額は59万2200円でした。
裁判では、裁判所の基準を用いて、通院期間に相当する通院慰謝料の額が算定されます。しかし、相手方は、裁判所の基準よりも損害賠償額が低くなる保険会社独自の支払基準で通院慰謝料を算定していました。
そこで当方、は裁判所の基準で通院慰謝料を算定し、59万2200円を請求しました。そのうえで相手方と交渉し、請求額の満額を認めさせ、59万2200円で合意しました。
解決ポイント
保険会社は本件のように自社独自の支払基準で損害額を算定する等して、裁判で認められる額よりも低い額を提示してきます。本人が直接保険会社と交渉しても、保険会社はほとんど増額を認めません。本件は、弁護士に依頼したおかげで、通院慰謝料だけでも13万3000円増額できました。